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IEA:石油市場の均衡化進展へ-湾岸諸国の7月産油量過去最高でも

国際エネルギー機関(IEA)は、一部湾岸諸国の生産量が7月に過去最高に達したものの、石油精製業者からの需要の高まりを受けて、世界石油市場の均衡化が今年進展するとの見通しを示した。

  IEAは11日公表の月報で、精製業者による7-9月(第3四半期)の加工量は過去最高に達するとの見通しを示した。4-6月(第2四半期)は2009年以降で最大の落ち込みとなっていた。市場シェア確保を目指した石油輸出国機構(OPEC)加盟国間の競争によってサウジアラビアとクウェート、アラブ首長国連邦(UAE)の7月産油量は過去最高を記録したものの、需要増で世界の原油在庫は減少するとIEAは予想。需要回復が「原油市場の需給バランスが引き締まる傾向の持続に道を開くだろう」と解説した。

  OPEC加盟14カ国の7月の産油量は日量15万バレル増の3339万バレルと、8年ぶり高水準となった。グループ最大手であるサウジの産油量は過去最高の1062万バレルに達した。OPECが10日公表した月報によると、同国は1067万バレルと報告していた。

  IEAによると、クウェートの7月産油量は287万バレル、UAEは297万バレルと、それぞれこれまでの最高を記録した。

  製油業者の7-9月加工量は前年同期比で日量60万バレル増え過去最高の8060万バレルになると予想されている。

原題:IEA Sees Oil Market Rebalancing Despite Record Gulf Production(抜粋)

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