10日のインド株式相場は6週間ぶりの大幅安となった。エネルギー株とヘルスケア銘柄の下げが目立った。海外からの資本流入に支えられた相場上昇が、利益見通しに照らして行き過ぎとの懸念が強まった。

  製薬会社ルピンは2日連続で売りを浴びた。CLSAアジアパシフィックによる投資判断引き下げが響いた。今週に上場来高値を更新したインド石油などの国有製油会社も安くなった。インディアン・オーバーシーズ銀行は6週間ぶりの大きな下げ。不良債権の増加が売り材料。

  指標のS&P・BSEセンセックスは 前日比1.1%安の27774.88で終了。ここ1カ月余りで最もきつい値下がりとなった。同指数は先週1年ぶり高値に達したものの、その後伸び悩んでいた。構成銘柄の株価収益率(PER、予想収益ベース)は1年3カ月ぶり高水準にあるほか、企業利益の回復に起伏があるためだ。指数構成銘柄で4-6月期決算発表済みの20社中10社の業績が予想を下回っている。

原題:Indian Stocks Retreat Most in Six Weeks Amid Valuation Concern(抜粋)

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