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きょうの国内市況(8月10日):株式、債券、為替市場

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●日本株は3日ぶり小幅反落、円高や原油安嫌気-根強い日銀期待支え

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  東京株式相場は3営業日ぶりに小幅反落。円高進行や国際原油市況の反落が嫌気され、終盤はあすの祝日休場を控えた売り圧力にも押された。通期利益計画を減額したブリヂストンなどゴム製品株が業種別下落率のトップ。証券や保険など金融株、輸送用機器や海運株も安い。

  TOPIXの終値は前日比2.66ポイント(0.2%)安の1314.83、日経平均株価は29円85銭(0.2%)安の1万6735円12銭。

  SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストは、「1ドル=100円を超えて円高が進まない限り、企業は大幅な業績下方修正を免れるだろうが、足元の為替水準で買う動機は乏しい」と指摘。日本銀行の上場投資信託(ETF)買い入れ枠の増額以降、投資家心理は改善しているが、「 日銀買いへの期待だけで日経平均が1万7000円を回復するのは難しい」との見方も示した。

  東証1部33業種はゴム、証券・商品先物取引、保険、海運、電気・ガス、不動産、輸送用機器、倉庫・運輸、鉱業、パルプ・紙など19業種が下落。水産・農林、空運、建設、石油・石炭製品、サービス、情報・通信、食料品、ガラス・土石製品、陸運など14業種は上昇。東証1部の売買高は17億31万株、売買代金は2兆907億円で、代金は前日比で6.1%減少した。上昇銘柄数は792、下落は1043。

  • 売買代金上位で下落は、通期の利益予想を下方修正したブリヂストンと資生堂が大幅安、第一生命保険や日本電産、野村ホールディングス、スズキ、クックパッド、ダイフク、リゾートトラスト、ソニーフィナンシャルホールディングス、ダブル・スコープも安い
  • 半面、上昇はソフトバンクグループや花王、ダイキン工業や大成建設、リクルートホールディングス、日本航空、ペプチドリーム、清水建設、鹿島、ディー・エヌ・エー、太平洋セメント、バンダイナムコホールディングスなど

●債券上昇、欧米金利低下や日銀買いオペ実施で-午後は超長期債に買い

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  債券相場は上昇。前日の海外市場で欧米金利が低下した流れを引き継いだほか、日本銀行が今月4回目となる長期国債買い入れオペを実施したことも相場の支えとなった。午後からは超長期国債を中心に買い圧力が強まり、イールドカーブ(利回り曲線)の平たん化が進んだ。

  長期国債先物市場で中心限月9月物は前日比7銭高の151円60銭で取引を開始。いったんは横ばいの151円53銭まで伸び悩んだものの、午後の取引後半にかけて一段と買いが強まった。一時は151円74銭まで上昇し、日中取引ベースで3日以来の高値を付けた。結局は17銭高の151円70銭で引けた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の343回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値を1ベーシスポイント(bp)下回るマイナス0.095%で始まった後、下げ渋る場面があったものの、超長期債利回りの下げ幅が拡大したのを受けて買いが強まり、5日以来の低水準となるマイナス0.105%を付けた。

  超長期債は午後に入って大幅高。新発20年物157回債利回りは0.26%、新発30年物51回債利回りは0.38%と、ともに4.5bpまで低下する場面があった。新発40年物9回債利回りは一時6bp低い0.45%に低下し、イールドカーブの平たん化を一気に強めた。

  野村証券の中島武信クオンツ・アナリストは、「昨日の30年債入札が普通に終わって不安感が解消したことが大きい。月末までに20年債入札が残っているものの、きょうは超長期債に押し目買いが入っている」と説明した。

  日銀が実施した今月4回目の長期国債買い入れオペの結果(総額1兆1400億円)によると、残存期間「1年超3年以下」「10年超25年以下」「25年超」の応札倍率が前回から低下した。一方で、「3年超5年以下」は上昇した。

●ドルほぼ全面安、米長期金利低下で売り圧力-101円台前半

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  東京外国為替市場ではドルがほぼ全面安。米長期金利の低下を背景にドル売りが優勢で、ドル・円相場は1ドル=101円台前半へ下落した。

  ドル・円は101円台後半から一時101円13銭と3営業日ぶりの水準までドル安・円高が進み、午後3時58分現在は101円43銭前後。前日に約1カ月ぶりに1ポンド=1.3000ドルを割り込んだポンド・ドルは一時1.30ドル台後半まで反発し、ユーロ・ドルは3営業日ぶりに1ユーロ=1.11ドル台半ばを回復した。

  FXプライムbyGMOの柳沢浩チーフアナリストは、先日発表された米雇用統計も季節調整で上積みされているという話があり、「雇用統計だけでは米利上げの可能性をそれほど先に進められないという感じではないか」と指摘。「全般的にドルが弱い」と語った。

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