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米ソーラーシティーの成長鈍化-テスラの買収計画が資金調達妨げる

  • 4-6月期に手元資金は前年同期比65%減少
  • 4-6月期決算は前年同期から赤字幅拡大

太陽光システム設置で米最大手のソーラーシティーは発電容量ベースでの設置減少やテスラモーターズによる買収計画が資金調達の妨げとなり、近く成長が滞る可能性がある。

  しかしテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)にとってはソーラーシティーの短期的見通しよりも長期的展望の方が重要な意味を持つ。同CEOのエネルギー戦略において、ソーラーシティーが重要な部分を占めるような製品・サービスをテスラが発表しているためだ。

  ソーラーシティーは、太陽光技術と蓄電システムを採り入れた屋根用製品の開発を進めている。この蓄電システムは、顧客家庭に置かれるテスラのバッテリーを使う。

ソーラーシティーの株価低迷

  両社の株主総会の承認を必要とするテスラの買収計画により、ソーラーシティーの資金調達を目指す取引の一部は遅れ、4-6月(第2四半期)に手元資金は前年同期比で65%減少した。またソーラーシティーが7-9月(第3四半期)に設置するパネルの総発電容量は170メガワットと、前四半期の201メガワットから減少する見通し。

  9日発表されたソーラーシティーの4-6月期純損益は5550万ドル(約56億2000万円、1株当たり56セント)の赤字となった。前年同期は2240万ドル(1株当たり23セント)の赤字だった。一部項目を除いた赤字は1株当たり2.32ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリスト11人の予想平均(2.53ドル)より小さかった。売上高は1億8580万ドルと、前年同期の1億280万ドルから増えた。

原題:SolarCity Growth Slows Even More as Musk Details Energy Vision(抜粋)

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