コンテンツにスキップする

ゴールドマンからグーグルまで-ジェット出資企業はみんな勝ち組

  • ゴールドマンなどは昨年の早い時期に投資-クランチベース
  • ウォルマートがジェットを33億ドルで買収することで合意

新興テクノロジー企業への出資熱は昨年11月に急速に減速したものの、投資信託運用のフィデリティ・インベストメンツはさらに1件の投資を行った。

  フィデリティは電子商取引のジェット・ドット・コムの3億5000万ドル(約355億円)の資金集めを主導。この時、調査会社CBインサイツはジェットの企業価値を15億ドルと評価していた。

  小売り最大手の米ウォルマート・ストアーズがジェットを33億ドルで買収することで合意したことで、ウォール街とシリコンバレーで名の通った企業の一角が大きな恩恵にあずかることになる。ゴールドマン・サックス・グループやグーグルのベンチャー部門などだ。

Inside A Jet.com Inc. Fulfillment Center On Cyber Monday

ジェット・ドット・コムの配送拠点

Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

  ジェットの支援企業は出資時期により当初拠出額の2ー15倍を手にする可能性がある。6月末の届け出によれば、出資が遅かったフィデリティはジェット株1460万ドル相当を保有している。フィデリティが運用する「ブルーチップ・グロース・ファンド」の純資産においてジェット株はわずか0.079%にすぎないが、ジェット株の価値はたった8カ月で倍になった。フィデリティの広報担当者は、個別の投資について話さないという内規を理由にコメントを控えた。

  フィデリティに先行した投資家はより大きなリターンを得ることになる。5倍のリターンが見込まれる出資企業はアリババ・キャピタル・パートナーズ、シティ・ベンチャーズ、コーチュー・マネジメント、フォアランナー・ベンチャーズ、ゼネラル・キャタリスト。ゴールドマンやグーグル・ベンチャーズ、ノーウェスト・ベンチャー・パートナーズ、シリコンバレー・バンク、テマセク・ホールディングス、スライブ・キャピタルも含まれる。クランチベースによれば、これら企業の全てが2015年の早い時期に投資を行い、当時のジェット評価額は6億ドルだと伝えられていた。

原題:From Goldman to Google, Wal-Mart Hands Jet.Com’s Backers a Win(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE