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中国:7月の生産者物価、低下幅縮小-さらなる経済安定化の兆し

更新日時

7月の中国生産者物価指数(PPI)は7カ月連続で下げ幅を縮小した。製造業の状況改善を示唆するとともに、中国経済が安定化しつつあることを示す新たな証拠となった。

  国家統計局が9日発表した7月のPPIは前年同月比1.7%低下と、ここ約2年で最小の下げ。エコノミスト予想では2%低下が見込まれていた。7月の消費者物価指数(CPI)は1.8%上昇し、市場予想と一致した。

Breakeven in Sight

  CPI上昇率が政府目標の3%を下回る水準にとどまり、必要なら追加緩和を実施する余地を中国人民銀行(中央銀行)に与える一方、デフレ圧力は昨年以降和らいでいる。世界最大の輸出国である中国で物価回復が続けば世界のデフレ圧力がある程度緩和される可能性がある。

  JPモルガン・チェースの中国担当チーフエコノミスト、朱海斌氏(香港在勤)は、PPIが今年末までにプラスに転じる可能性があると予想。「今年の最も明るい材料の1つだ」と述べた。全般的に落ち着いているインフレを受け利下げが行われる公算があるとして、10月の利下げも予測した。

原題:China’s Factory Deflation Narrows in Further Stabilization Sign(抜粋)

(市場関係者のコメントなどを追加し更新します.)
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