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ドイツ銀には20億ユーロが不足、ゴールドマンがストレステストを分析

ドイツ銀行の資本不足は20億ユーロ(約2300億円)に達すると、ゴールドマン・サックス・グループが分析結果を明らかにした。ゴールドマンは欧州銀行監督機構(EBA)が先月公表したストレステスト(健全性審査)結果に基づいて分析した。

  世界の金融システムにとって重要な銀行として上乗せを義務づけられる資本などが、ドイツ銀行の不足額に含まれると、ゴールドマンのアナリストらが独自に計算。8日のリポートにまとめた。一方、ドイツ2位の銀行、コメルツ銀行はゴールドマンのテストに合格した。

  EBAのストレステストで2行は最も資本基盤の弱いグループに入ったが、EBAは今年のテストで合格・不合格の判定はせず、資本不足額も示さなかった。

  ゴールドマンによれば、投資家の不安に備える1%の追加バッファーを考慮するとドイツ銀の資本不足は67億ユーロに拡大する。ゴールドマンの計算ではフランスのソシエテ・ジェネラル、イタリアのウニクレディト、英バークレイズなど計8行の欧州銀行がこの基準をクリアできていなかった。

  ドイツ銀の広報担当者はブルームバーグの取材に対し、スチュアート・ルイス最高リスク責任者( CRO)が先月述べた発言を引き合いに出した。同CROはフランクフルター・アルゲマイネに対し、EBAのストレステストが「当面、増資の必要がないことを確認した」と述べていた。

Weakest Capital Ratios

  

原題:Deutsche Bank Falls Short Under Goldman’s Take on Stress Tests(抜粋)

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