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原油と新興市場資産が上昇、景気刺激策への期待感で―S&P500は反落

更新日時
  • OPEC議長:現在の弱気相場は一時的なものにすぎない
  • 世界の株価指標は1年ぶりの高水準、リスク資産に資金流入

各国・地域の中央銀行による景気刺激策と米景気の改善が経済成長を支えるとの期待感が広がり、原油相場は8日、新興市場資産と共に上昇した。一方、米国株は小反落した。

A Royal Dutch Shell Plc Gas Station Ahead Of Earnings Figures

ガソリンを入れる顧客(ケンタッキー)

Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg

  原油を中心に商品相場は上昇。世界の株価指標は1年ぶりの高水準を付けた。英中銀は金融緩和プログラムの拡大に着手し、トレーダーらは依然、より差し迫った米利上げを織り込むことをためらっている。石油輸出国機構(OPEC)議長が、現在の弱気相場は一時的なものにすぎないとの見通しを示したことも原油相場を後押しした。一方、S&P500種株価指数は最高値から下落。米10年債利回りは6週間ぶりの高水準付近でもみ合う展開。

1年ぶり高値

  5日に発表された米雇用統計で改善が見られ、米経済は他国の成長失速による影響を乗り越えるとの見方が広がったことで、投資家は商品相場や新興市場資産の価格を押し上げた。マックイーン・ボール・アンド・アソシエーツのビル・シュルツ最高投資責任者(CIO)は「5日の好調な統計を受けて投資家はリスク資産を受け入れる新たなチャンスを得た」と指摘し、「海外の中銀のハト派的トーンもこうした資産への資金流入につながっている」と分析した。

原題:Oil Climbs With Emerging Markets on Stimulus Bets; S&P 500 Falls(抜粋)

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