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英銀RBS:4-6月は予想より大幅な赤字-訴訟費用が響く

更新日時

英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の4-6月(第2四半期)決算は、市場予想より大幅な赤字となった。2008年の株式発行をめぐる訴訟絡みで引当金を積み増したことが響いた。

  5日の発表によると、純損益は10億8000万ポンド(約1430億円)の赤字。前年同期は2億8000万ポンドの黒字だった。RBSがまとめたアナリスト11人の予想平均(2億4700万ポンドの赤字)を超える損失となった。ライツイシュー(株主割当増資の一種)関連訴訟の費用を含め、不祥事や訴訟に絡む費用12億8000万ポンドを計上した。

  RBSは19年の目標を達成できない可能性があると指摘し、消費者向け事業「ウィリアムズ・アンド・グリン」 を独立事業として設立する計画の撤回を明らかにした。

Royal Bank of Scotland Chief Executive Officer Ross McEwan Interview

RBSのロス・マキューアンCEO

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

  低金利政策を数年続けてきたイングランド銀行(英中央銀行)が4日に決定した利下げは、RBSの利ざやを一段と圧迫し、同行の収益性を損ねる恐れがある。4ー6月期の利ざやは2.21%と、前年同期の2.13%から拡大した。
 
  リストラ費用や不祥事や訴訟に絡む費用を除く税引き前利益は7億1600万ポンドと、前年同期の15億4000万ポンドから減少。6月末の普通株ティア1(CET1)自己資本比率は14.5%と、昨年末の15.5%から低下した。

  投資銀行部門の営業損益は1億900万ポンドの黒字。前年同期は2億400万ポンドの赤字だった。

原題:RBS Posts Quarterly Loss on $1.7 Billion Litigation Expense (1)(抜粋)

(3段落目以降に詳細や背景を追加して更新します.)
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