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米シマンテック、通期利益予想を上方修正-ブルーコート買収で

  • 新CEO就任後初の決算発表、株価は時間外取引で上昇
  • ブルーコート買収でネットワークセキュリティー分野の足場固める

コンピューターウイルス対策ソフトウエア最大手、米シマンテックは通期利益予想を上方修正した。ブルーコートシステムズ買収や新製品投入、セキュリティー技術への集中が業績を押し上げる見通し。

  4日の発表資料によると、2017年度調整後1株利益は1.08-1.14ドルの見通し。従来予想は最高1.10ドルだった。売上高は40億4000万-41億2000万ドル(約4088億-4169億円)とし、従来予想の最高35億8000万ドルから引き上げた。7-9月(第2四半期)の売上高は9億6000万ー9億9000万ドル、1株利益は18ー21セントとなる見通し。株価は時間外取引で一時5.6%上昇した。

  コンピューターセキュリティー業界の先駆者の一角であるシマンテックは、長年中核事業としていたウイルス対策ソフト事業がパソコン販売低迷で落ち込んでいることから、ライバルのファイア・アイやパロアルト・ネットワークスが提供するような標的型攻撃対策の開発にシフトしている。シマンテックは46億5000万ドルでブルーコートを買収し、ネットワークセキュリティーで強固なポジションを得た上、同社のグレッグ・クラーク氏を新最高経営責任者(CEO)に迎えた。

  4-6月(第1四半期)の1株利益は一部項目を除いたベースで29セントで、アナリスト予想は25セント。売上高は3%減の8億8400万ドルだったが、アナリスト予想の8億7740万ドルを上回った。純利益は15%増の1億3500万ドル(1株当たり22セント)。

原題:Symantec Raises Full-Year Earnings Forecast After Blue Coat (1)(抜粋)

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