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米国債:上昇、英中銀の金融緩和で世界的に国債買いの展開

4日の米国債は上昇。英国の欧州連合(EU)離脱選択に伴う影響に対応するため、イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を引き下げ、世界的な金融緩和トレンドが強まった。

  英中銀は約7年ぶりの利下げに踏み切り、資産購入枠の拡大と銀行向け貸し付けプログラムを含む包括的な刺激策を打ち出した。これを受けて欧州で債券が買われ、米国債相場も上昇した。

Treasuries Advance

  RBSセキュリティーズの米州戦略責任者、ジョン・ブリッグス氏(コネティカット州スタンフォード在勤)は「余波が市場に影響している。米雇用統計の発表後に追随の動きがあるかもしれない」と述べた。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後5時現在、米10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.50%。 同年債(表面利率1.625%、2026年5月償還)価格は101 3/32。 

  ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によると、5日に発表される7月の米雇用統計では非農業部門雇用者数の18万人増加が示される見通し。6月は28万7000人増加した。

Bank Of England Governor Mark Carney Presents The Quarterly Inflation Report At A News Conference

英中銀会見

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  ブルームバーグのエコノミストではほぼ全員が英中銀の利下げを見込んでいた。さらに大半は利下げ以外の刺激策の発表を予測していた。金利先物市場のデータによると、トレーダーは欧州中央銀行(ECB)が年末までに追加緩和を発表する確率を約47%として織り込んでいる。一方で米政策金利が年内に引き上げられる確率は37%と、2カ月前の59%から低下した。

原題:Bonds Jump Globally as Bank of England Eases Policy Post-Brexit(抜粋)

(相場を更新し、最終2段落を加えます.)
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