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ANAHD株が4日ぶり反発、4-6月減収減益は悪材料とみなされず

ANAホールディングスの株価が商いを伴って反発し、約半年ぶりの上昇率となった。前日の取引終了後に4-6月期業績を発表し、前年同期との比較では減収減益だったものの、主力の旅客事業で会社計画を上回ったことを評価する声も出ている。

  ANAHD株は4日、前日比7.5%高の290円で取引を開始した後、一時は同7.9%高の291.1円となり、2月15日以来の日中上昇率となった。出来高は東証1部の第5,6位あたりで推移している。

  ANAHDは3日に4ー6月期業績を発表。売上高は前年同期比2.3%減の4044億円、営業利益は同16%減の141億円だった。円高や貨物需要の不振などで減収減益となった。東証で会見した平子裕志取締役は「航空事業は計画値を達成している。収入はマイナスだったが、利益では約15億円会社計画を上回った」と述べ、通期業績予想を据え置いたと話した。

  SMBC日興の長谷川浩史アナリストが3日付のメモで、会社計画の上振れについてはサプライズと指摘。楽天証券の土信田雅之アナリストは「市場は1Qの業績結果をネガティブには捉えておらず、寄り付きは強く買われた。これまで低位で推移していた中で材料が出たことに大きく反応したようだ。ただ、燃料や為替など不確定要素もあり、どこまで買い進まれるか疑問」と語った。

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