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ブラジル株:ボベスパ指数続落-失望的な企業決算で不透明感高まる

  • イタウの決算は予想を上回ったが、シエロの業績が失望を誘った
  • 投資家は景気回復の手掛かりを探る上で企業決算に着目

2日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数はこの4週間で最大の下落。同日発表された企業決算で、銀行のイタウ・ウニバンコ・ホールディングの業績は市場予想を上回ったものの、カード決済処理会社シエロの業績が失望を誘う内容となり、ブラジルの景気回復に疑念が広まった。

  シエロは5.7%安と、ボベスパ指数の下げに最も響いた。イタウは1.2%高。同指数を構成する企業のうち、これまでに直近の決算を発表した24社中17社の利益はアナリスト予想を下回っている。投資家はブラジルの景気回復の時期の手掛かりを探る上で企業業績に着目している。

  ボベスパ指数は前日比1%安の56162.38で取引を終了。指数を構成する59銘柄のうち50銘柄が下落した。ブラジル石油公社(ペトロブラス)は1%高。同社をめぐる汚職で損失を被ったとして投資家が損害賠償を求めて米国の裁判所に提起していた訴訟で、ニューヨークの連邦高裁は審理の延期を認める判断を下した。

  ミレーアセット・ウェルス・マネジメントのポートフォリオマネジャー、アレシャンドレ・アマラル氏は「企業決算の内容は弱い。ブラジルのシナリオは依然として難しいものがある」と語った。  

原題:Brazil Stocks Fall as Corporate Results Show Uncertain Recovery(抜粋)

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