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IMF:日銀は明確で効果的なコミュニケーションを-対日審査

  • 金融政策の波及の弱さ、脆弱な賃金・物価のダイナミクスを指摘
  • 年初来の円相場はファンダメンタルズと整合的

国際通貨基金(IMF)は2日、日本経済に関する審査(対日4条協議)の終了に当たって文書を公表し、金融政策の効果が波及せず、インフレ期待の上昇が進まない中で、日本銀行に対し効果的なコミュニケーションに留意するよう求めた。

  文書では金融政策の波及の弱さ、脆弱(ぜいじゃく)な賃金・物価のダイナミクスなどが「必要なインフレ期待の上昇を妨げ、コミュニケーションおよび信認に関する課題を日銀にもたらしている」と明記した。その上で、「金融政策における明確で効果的なコミュニケーションとフォーワードガイダンス」を活用する必要性があるとしている。

  年初来の円高について「日本の対外ポジションをファンダメンタルズと概ね整合的水準に向けて動かした」と、足元の円高を容認する認識をあらためて強調。一方で、円高は「デフレリスクの低減に向けた取り組みを阻害する可能性がある」とも指摘した。

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