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ブラジル株:ボベスパ下落-原材料価格の弱さが重荷とムーディーズ

  • 商品はブラジルの輸出の半分以上を占める
  • ペトロブラスの下落がボベスパ指数の下げに大きく響いた

1日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は下落。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが商品価格の弱さがブラジルの信用見通しの重荷になるとの見通しを示したことが材料視された。

  ブラジルの輸出の半分以上を占める原材料価格がこの3週間で最大の下落となったことから、株と共に通貨レアルも下落。ブルームバーグ商品指数は1.6%低下した。ムーディーズは経済的・政治的不透明感の中で、ブラジルの信用状況は2017年まで弱い状態が続くとの見通しを示した。また、原材料価格は今年に入って若干回復したが、11年の高値の約半分の水準で取引されているとも指摘した。

  ボベスパ指数は前週末比1%安の56755.76で取引を終了。指数を構成する59銘柄のうち32銘柄が下落した。ブラジル石油公社(ペトロブラス)が5.2%安となり、同指数の下げに最も響いた。レアルは0.5%安の1ドル=3.2655レアル。同国中央銀行はリバース通貨スワップ入札を通じて5億ドル(約510億円)相当のドル買い介入を行った。

   株式調査会社アップサイド・インベスター(サンパウロ)のパートナー、ペドロ・ガルジ氏は「ブラジルにとってのシナリオは依然として非常に複雑だ。原材料価格は若干上昇したが、なお低水準にある。そのために原材料生産会社の不透明感が強まっている」と語った。
 
原題:Brazil Real, Stocks Fall as Moody’s Says Materials Dimming View(抜粋)

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