コンテンツにスキップする

債券市場で米利上げ想定時期が後ずれ-今年でなく来年の9月か

  • 4-6月の米GDP成長率が予想を大きく下回る
  • 市場が示唆する年内の利上げ確率は36%に低下-先物データ

米利上げ時期を占うなら、9月は忘れた方がいい。12月もだ。債券トレーダーらの間では、米連邦公開市場委員会(FOMC)が来年の9月まで追加利上げに踏み切ることができないとのと見方が強まっている。

  7月最終週の序盤では年内利上げの確率が50%近くあると債券市場で示唆されていたが、そうした観測は同月29日に大きく後退した。米商務省が4-6月(第2四半期)実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率)速報値が前期比1.2%増えたと発表。ブルームバーグ調査の予想中央値の半分にも届かなかった。

  FTNファイナンシャルの金利戦略責任者ジム・ボーゲル氏は、4-6月期が「見通しとかなり違ったことで、市場の展望が変わった。相当な減速だ」と述べた。ブルームバーグが集計した先物データによれば、市場が示唆する年内の利上げ確率は36%に低下。前週末は45%だった。来年9月まで利上げ確率が50%を超えない状況となっている。

GDP Sinks Yields

原題:Bond World Sees ‘Live’ September for Fed, But It’s September ’17(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE