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中国:7月製造業PMI、活動縮小示す-中小企業が足かせに

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中国製造業の状況を測る政府の7月の指標は予想外に拡大・縮小の分岐点を下回った。債務を原動力とする景気回復が勢いを失いつつある可能性が示唆された。

  中国国家統計局が1日発表した7月の製造業購買担当者指数(PMI)は49.9と、6月の50から低下。ブルームバーグのエコノミスト調査の予想中央値(50)も下回った。同時に発表された7月の非製造業PMIは53.9。6月は53.7だった。6月と同様に、中小企業が製造業PMIの足かせとなった。指数は50を下回ると活動の縮小を表す。

  一方、財新伝媒とマークイット・エコノミクスが別途発表した7月の製造業PMIは50.6と、6月の48.6から上昇した。

Operations At Gree Electric Appliances Inc. Factory

中国のエアコン工場(広東省)

Photographer: Forbes Conrad/Bloomberg

  政府の製造業PMIが50を下回ったのは2月以来。不動産市場の回復や政府主導の投資に押し上げられた景気安定化の持続可能性に疑問が浮上している。今回のPMIでは輸出向け新規受注の指数が低下したほか、韓国の先月の輸出も減少しており、世界的に需要が引き続き活気を欠いていることを示唆している。

   みずほセキュリティーズアジアのアジア担当チーフエコノミスト、沈建光氏(香港在勤)は「経済は現在転換点を迎えており、下降トレンドにある」と指摘。「当局は現在バブルを懸念している様子であり、政策は引き締め傾向にある」と述べた。

  製造業PMIの項目別指数では、生産や新規受注、輸出向け新規受注が低下した。大企業のPMIは51.2に上昇し、状況の改善を示した一方で、中規模企業は48.9、小規模企業は46.9にそれぞれ低下した。

原題:China’s Manufacturing Gauge Deteriorates as Small Firms Struggle(抜粋)

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