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米フロリダ州で4人がジカ熱感染-蚊の媒介例としては米本土初

  • 米本土での広範な感染拡大の可能性は低いとCDC所長
  • フロリダ州保健当局はマイアミ市内の1マイル四方の地区を調査

米疾病対策センター(CDC)は7月29日、フロリダ州マイアミで蚊が媒介したジカウイルスへの地域的な感染例4件が発生したと発表した。これまでは流行地域への渡航や性交渉で感染した事例に限られており、米本土での蚊による感染は今回が初めて。

  CDCのフリーデン所長は記者団との電話会議で、「これまでのあらゆる状況が蚊を媒介とする感染であることを示している」と指摘。感染が起きたことは懸念され、さらなる感染例が見つかる可能性もあるとしながらも、保健当局者は「米本土内での広範な感染拡大は予測していない」と述べた。

  フロリダ州保健局の声明によると、マイアミ市中心部の北側の狭い地域の調査が進められており、同地域では「ジカウイルスへの感染が実際に起きていると考えられている」という。調査対象はグラフィティなどのアート作品やレストラン街で有名な「ウィンウッド地区」を含む約1マイル(1.6キロ)四方の地区。今回の感染例4件の内訳は女性1人と男性3人。

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  ジカ熱は2015年5月のブラジルでの流行以来、米州全域に急速に広がっている。CDCの最新データによると、海外領土を含めた米国内の感染者数は6400人を上回っている。米本土で確認された感染者数は1658人(妊婦433人を含む)で、大半が海外への渡航の際に感染したもよう。

原題:Florida Says Zika Likely Transmitted Locally in U.S. First (2)(抜粋)

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