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ヘッジファンドなど投資家、穀物価格はさらに下落と予想-降雨で

  • 大豆、トウモロコシ、小麦のポジションが売り越しに
  • 7月の降雨が米国の収穫高見通し押し上げ、供給過剰膨らむとの見方

投資家は米国産主要3穀物について、タイムリーな降雨により在庫が一層膨らみ、価格がさらに下落すると見込んでいる。

  ヘッジファンドなど資産運用会社による小麦相場のさらなる下落を見込む投資は過去最高水準に達し、トウモロコシと大豆についてもさらに下落するとの見方が強まっている。これらの米国産主要3穀物のポジションの合計は先週、3カ月ぶりに売り越しに転じた。

売り越しに転じる

  ブルームバーグ穀物サブ指数は7月に10%下げ、月間ベースでは2015年7月以降で最大の低下を示した。米中西部全域で猛暑と乾燥天候が続くとの懸念から6月には穀物価格が上昇したが、7月の降雨は作況改善につながった。重要な受粉期にトウモロコシの作況指数は上昇しており、大豆も高水準を維持。冬小麦の収穫に伴い、小麦は世界の供給過剰が膨らんでいる。

  米商品先物取引委員会(CFTC)が7月29日発表したデータによれば、主要3穀物のポジションは26日終了週に7万4033枚の売り越しに転じた。売り越しは4月半ば以来。前週は7724枚の買い越しだった。ブルームバーグ穀物サブ指数は年初来で3.5%低下している。
  
原題:It’s Not Easy Being Grains When Investors Bet on Price Demise(抜粋)

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