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邦銀3メガ:第1四半期2桁減益、マイナス金利で貸出収益が低迷

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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)など邦銀3メガの4ー6月(第1四半期)決算が出そろった。マイナス金利政策の影響で貸し出し収益が伸び悩んだほか、市場混乱を受け株式関係損益や手数料収入が減少し、3グループともに2桁減益となった。

  MUFGが1日開示した連結純利益は、前年同期比32%減の1889億円だった。ブルームバーグが集計したアナリスト5人の予想平均値2250億円を下回った。7月下旬に公表済みの三井住友フィナンシャルグループは同31%減の1843億円、みずほフィナンシャルグループは同16%減の1326億円だった。

Views Of MUFG, Mizuho And SMFG Bank Branches As Japanese Mega Banks Report Full-Year Earnings

3グループとも第1四半期は2桁減益(写真は1日に発表した三菱UFJフィナンシャル・グループ)

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  今期は日銀が2月中旬に導入したマイナス金利の影響がフルに反映される。第1四半期は、米国の利上げ先送りや英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けた円高・株安なども減益要因となった。日銀は7月29日の金融政策決定会合で当座預金の一部に適用するマイナス金利の水準を維持した。

  BNPパリバ証券の鮫島豊喜シニアアナリストは、今回の日銀の政策決定の内容について「銀行株にとってフレンドリー」だったと指摘。その上で、今後の大手行の収益に関連し、日本を含む世界経済の停滞や利ざやの低迷など「銀行にとって国内外のファンダメンタルズが悪化していることに変わりはない」と述べた。

資金利益が低迷

  マイナス金利の影響で本業の融資業務で貸出金利が低下し、資金利益はMUFGが前年同期比7.9%減、三井住友Fが25%減、みずほFGが16%減となった。国内預貸金利ざやは各グループで過去最低を更新した。

  市場混乱を受け傘下の銀行、証券会社ともに投資信託など金融商品の販売が振るわず、関連手数料が減った。前年同期に利益の底上げ要因となった株式関係損益は株価下落の中で売却を手控えた結果、3グループでともに減少した。

  通期の純利益目標・予想はMUFGが8500億円、三井住友Fが7000億円、みずほFGが6000億円と3グループとも据え置いた。これに対する4-6月期までの進捗率はそれぞれ22%、26%、22%となった。

  2日の株価は午前10時18分現在、MUFGが前日比3.2%安の527円、三井住友Fが2%安の3366円、みずほFGが1.4%安の168.6円で推移している。

(最終段落に株価動向を追加します.)
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