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原油の供給過剰膨らみ売りポジションが増加-下落予想強まる

  • 投機家によるWTI原油の売りポジション、過去最大の増加
  • 原油在庫はこの時期としては数十年ぶりの高水準

原油価格が下落すると、資産運用会社がこれほど確信を持っていたことはかつてない。

  原油在庫がこの時期としては少なくとも20年ぶりの高水準に達する中、資産運用会社による原油価格下落を見込む売りポジションは過去最大の増加を示した。米エクソンモービルやシェブロンなどの4-6月(第2四半期)の業績は原油供給過剰により打撃を受けた。石油リグ(掘削装置)稼働数が5週連続で増加し、原油在庫は4月に達した97年ぶりの高水準に近い水準となっている。

  ヘッジファンド、アレクサンダー・オルタナティブ・キャピタル (マイアミ)のマイケル・コーセリ最高投資責任者(CIO)は、「在庫増加で下押し圧力がさらにかかるだろう。供給過剰を取り崩せるようになるまでには長い時間がかかる」との見通しを示した。

  米商品先物取引委員会(CFTC)によれば、ヘッジファンドなど大口投機家によるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油の先物とオプションの売りポジションは、7月26日終了週に3万8897枚増加した。これはデータ集計が始まった2006年以降で最大。原油価格はリポートの対象期間中に3.9%下げ、1バレル=42.92ドル。29日終値は41.60ドルだった。

原題:Growing Oil Glut Shows Investors There’s Nowhere to Go But Down(抜粋)

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