最も買収に積極的な中国複合企業の1つ、復星集団は投資適格級の格付け確保に重点を移しており、こうした方針転換の一環として最大400億元(約6200億円)の資産売却を準備している。

  共同創業者の1人で、上場部門である復星国際の最高経営責任者(CEO)を務める梁信軍氏は1日放映のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、資産売却については2017年末までに開示する計画だと述べた。10年以来、同社が実施ないし発表した海外での買収は総額150億ドル(約1兆5300億円)を超えるが、今後はこうした戦略を一歩後退させる。

  梁CEO(47)は上海でのインタビューで、「われわれは債務返済のため資産を売却する」と発言。「当社には投資適格級を得る十分な能力がある。戦略的であれ、戦術的であれ、これがわれわれの戦略になったことは紛れもない」と説明した。

  ブルームバーグのデータによれば、復星が16年に行った発表に基づくと、同社による今年の合併・買収(M&A)は13年以来の低水準となる方向。これとは対照的に、中国企業による海外での買収(完了・発表ベース)は今年、過去最高の1520億ドル。

  ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、復星国際の格付けを投資適格級を3段階下回る水準に設定している。S&Pグローバル・レーティングの格付けは同級を2段階下回る水準。

原題:Fosun Plans Sale of Assets in Reversal of $15 Billion M&A Spree(抜粋)

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