記録的な円のボラティリティ、日銀発表前から-誤発注の観測も

日本銀行は黒田東彦総裁の就任後で最も期待が高まっていた政策声明を29日に発表した。だがトレーダーはそれ以前からボラティリティを期待し、市場はまさに期待通りの展開となった。

  日銀は金融政策決定会合で指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れを拡大する一方、マイナス金利と国債買い入れプログラムの据え置きを決めた。この決定を受け、円は一時2.4%高と急伸した。

  ドル・円の翌日物インプライドボラティリティ(IV)はこの前夜、金融危機以降の最高となる53%に上昇していたが、この賭けは日銀が政策を発表する前にすでに正しかったことが立証された。発表前から円には数回の大規模な買いが入り、トレーダーは誤発注かアルゴリズムの暴走を疑った。
  

原題:Record Yen Volatility and Fat Fingers: The Anatomy of a BOJ Week(抜粋)

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