グロース氏、再びファンド単独運用-共同担当者が新ETFに異動

更新日時
  • パールガート氏は新たな債券ETFの共同運用担当者に
  • グロース氏運用ファンドの年初来リターンはプラス3.7%

ビル・グロース氏が15億ドル(約1560億円)規模の「ジャナス・グローバル・アンコンストレインド・ボンド・ファンド」を再び単独で運用することになった。

  28日の発表資料によると、昨年7月からグロース氏(72)と共にアンコンストレインド・ボンド・ファンドの運用担当者を務めてきたクマール・パールガート氏が、新たな上場投資信託(ETF)「ジャナス・ショート・デュレーション・インカムETF」の共同運用担当者に就く。他のミューチュアルファンドの運用は続けるという。

  今回の異動によりジャナスはETFへの拡大を継続し、パールガート氏の専門知識を活用することができる。同氏は2006年に自身で投資会社を始める前、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)に在籍したベテランのポートフォリオマネジャー。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、「これまでのところアクティブ運用型ETF分野で実際に成功を収めているのは、スター運用担当者とデュレーションの短い債券ファンドという2つしかない」と説明。「ジャナスはいずれの選択肢も取れる唯一の企業だが、同社は後者を始めることを選んだ。ビル・グロース型ETFよりもむしろこちらを選択したのは興味深い」と述べた。

  ジャナスの広報担当者エリン・パッサン氏によると、同社はグロース氏の戦略を用いたETFを排除していない。パッサン氏は「われわれは幾つかのETF商品を開発中だ」と話した。

  アンコンストレインド・ボンド・ファンドの年初来リターンは27日時点でプラス3.7%。運用成績は同業の65%を上回っている。グロース氏が14年10月に運用を引き継いでからのリターンはプラス2.8%となっている。

原題:Gross Goes Solo Again as Janus Moves Co-Manager to New ETF (2)(抜粋)

(最終段落にリターンの情報を追加し更新します.)
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