欧州株:1カ月ぶり高値から反落-決算失望のロイズやシェルが安い

28日の欧州株式相場は反落。決算内容の見極めで模様眺めが広がる中、ストレステスト(健全性審査)の結果公表を29日に控えて銀行株が下落した。

  この日は決算集中日で、その中では英銀ロイズ・バンキング・グループと英蘭系石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルが値下がり。一方、航空機向けエンジンなどを手掛ける英ロールス・ロイス・ホールディングスと、ドイツのスポーツ用品メーカーであるアディダスは買われた。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.9%安の339.47で引け、前日付けた1カ月ぶり高値から下げに転じた。業種別指数の中で銀行株の下げが目立った。この日は構成銘柄のうち70社余りが決算を発表した。

  BNPパリバ・フォルティス(ブリュッセル)のチーフ戦略責任者、フィリップ・ガイゼル氏は「英国の欧州連合(EU)離脱選択による急落後の上げを、相場は現在消化しつつある」とし、「決算内容は総じて堅調で、一部の例外を除きかなり良い。投資家らは現時点でやや及び腰なのかもしれない。29日の日銀会合を控えているほか、大きく上げた後で幾らか買われ過ぎの兆候が出ている可能性もある」と語った。

原題:Europe Stocks Fall From 1-Month High Amid Lloyds, Shell Earnings(抜粋)

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