独フォルクスワーゲン:VW部門1-6月は38%減益-排ガス不正響く

欧州最大の自動車メーカー、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)傘下のVW部門が明らかにした1-6月(上半期)業績は38%減益となった。排ガス不正スキャンダルに関わる法的費用を積み増した。

  28日の同社発表によれば、1-6月期の営業利益は8億8100万ユーロ(約1020億円)と、昨年同期の14億3000万ユーロから縮小した。VWの優先株はフランクフルト時間午前9時19分(日本時間午後4時19分)現在、前日比2.7%安の124.20ユーロで取引されている。

  排ガス不正に関連した費用が膨らむ中、同社は将来の成長を万全にするため社内最大の部門であるVWブランドの収益性向上を目指している。米国での排ガス不正では153億ドル(約1兆6030億円)に上る補償案で米裁判所から暫定承認を得たものの、この不正をめぐる法的問題は収束に程遠い。VWは4-6月(第2四半期)に特損として22億ユーロを追加計上。この大半は排ガス不正に関係するもので、推定コストは約180億ユーロに膨らんだ。

  同社は先週、1-6月期の暫定決算を発表済み。4-6月期の特別項目を除くグループ営業利益は43億9000万ユーロと、前年同期の36億6000万ユーロから増加した。

原題:VW Brand’s First-Half Profit Falls Amid Emissions Scandal (1)(抜粋)

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