任天堂の空売りポジションが6年ぶり水準、筆頭株主も一部売却

  • 浮動株に対する割合は26日時点で4.9%、1200億円規模
  • 筆頭株主が株式の一部を売却、保有割合15.91%に

任天堂の空売りポジションの割合が6年ぶり水準まで高まっている。

  調査会社マークイット・セキュリティーズ・ファイナンスによると、浮動株に対する空売りポジションの割合は最新の26日時点で4.9%となり、2010年9月以来の高水準。28日午前終値で計算すると1200億円規模となる。

  任天堂株価はポケモンGOの人気を受けて上昇し、米国での6日の配信開始前には2兆円程度で推移していた時価総額は一時、約4兆5000億円に達した。一方、任天堂は22日夜、連結業績への影響は限定的だと発表、週明けの25日には売りが殺到してストップ安となった。

  また筆頭株主のキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーは株式の一部売却に関する書類を関東財務局に提出した。同社が今週提出した書類によると保有割合は18.46%から15.91%に下がった。

  決算資料によると、4-6月期の純損益は245億円の赤字となり、アナリスト3人の予想平均(34億円の赤字)を大きく下回った。営業損益は51億円の赤字(市場予想21億円の赤字)、売上高は620億円(同703億円)だった。円高を受け、為替差損が350億円に上った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE