米ベライゾン、約6500億円相当の社債発行へ-債務借り換えなどが目的

  • ドル建て投資適格債の米国債への上乗せ利回りは昨年6月以来の低さ
  • 30年物の利率は米国債を約1.9ポイント上回る、当初に比べて有利に

無線通信で米最大手のベライゾン・コミュニケーションズは、61億5000万ドル(約6500億円)相当の社債を発行する。ドル建て投資適格債の米国債に対する上乗せ利回りは約1年ぶりの低さとなっており、こうした市場環境を生かす。

  条件が非公開だとして匿名を条件に話した関係者1人によると、ベライゾンは今回の起債に際し利率を下げた。15億ドル規模で発行する30年物社債の利率は米国債を約1.9ポイント上回り、当初の2.15ポイントから下がった。

  投資家が欧州や日本のマイナス金利から逃れる中、ベライゾンなど優良な米企業が発行する社債需要は高まっている。ブルームバーグがまとめたデータによれば、ドル建て投資適格債券の米国債に対する上乗せ利回りは26日に1.47ポイントまで縮小、昨年6月以来の低水準を付けた。

  ベライゾンの27日の届け出によると、同社は調達資金を9月に償還を迎える22億5000万ドル相当の変動利付債の借り換えに使う。買収資金の手当てなどの目的にも充てることにしている。ベライゾンは25日に米ヤフーのインターネット事業を48億3000万ドルで買収すると発表済み。

  届け出によれば、今回幹事を務めるのはバンク・オブ・アメリカとドイツ銀行、ゴールドマン・サックス・グループ、みずほフィナンシャルグループ。

原題:Verizon Said Planning $6.15 Billion Bond Deal to Refinance (2)(抜粋)

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