ゴールドマン:鉄鉱石価格見通し上方修正-鉄鋼市場の変動続くと予想

  • 鉄鉱石価格の3カ月見通しは1トン=50ドル、従来予想は45ドル
  • 長期目標は1トン=35ドルに据え置き

米ゴールドマン・サックス・グループは、鉄鉱石価格の短期予想を引き上げるとともに、鉄鋼市場は引き続きボラティリティ(変動性)が高い状況が続くとの見通しを示した。

  クリスチャン・レロング氏とアンバー・カイ氏らゴールドマンのアナリストは27日付リポートで、3カ月間の鉄鉱石価格を1トン=50ドル、6カ月間では40ドルと予測した。従来予想はそれぞれ45ドルと35ドルだった。メタル・ブレティンによれば、中国青島港の鉄鉱石(鉄分62%)価格は27日、前日比0.9%高の58.63ドル。

  アナリストらは「長期目標は1トン=35ドルに据え置くが、鉄鋼在庫が通常の状態に戻るまでは価格の振れが続く可能性を強調しておきたい」と述べた。マクロトレンドを予想して行動する投資家が最初に鉄鋼と鉄鉱石の市場を狙う中、世界最大の鉄鋼生産国である中国の鉄鋼在庫が低水準であることが鉄鉱石の大幅な価格変動につながっている。

原題:Goldman Raises Iron Outlook as More Steel Volatility Looms (1)(抜粋)

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