米アムジェン:4-6月利益は市場予想上回る-通期見通しを上方修正

  • 売上高は5.9%増、主力のリウマチ治療薬「エンブレル」がけん引
  • 「ニューポジェン」売上高は23%減、バイオ後続品との競争激化で

米バイオ医薬品会社アムジェンの4-6月(第2四半期)決算では利益がアナリスト予想を上回った。医薬品販売が予想以上に好調だった。同社は通期の見通しを引き上げた。

  27日の発表資料によると、一時的な項目を除いた1株利益は2.84ドルで、ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均の2.74ドルを上回った。売上高は前年同期比5.9%増の56億9000万ドル(約5990億円)。予想平均は55億8000万ドルだった。純利益は18億7000万ドル(1株当たり2.47ドル)と、前年同期の16億5000万ドル(同2.15ドル)から13%増加した。

  主力製品のリウマチ治療薬「エンブレル」と骨粗しょう症治療薬「プロリア」の売り上げがともにアナリスト予想を上回った。一方、好中球減少症の治療薬「ニューポジェン」はノバルティスのバイオ後続品「ザルシオ」との競争が響き、売上高が前年同期比23%減となった。

  アムジェンは2016年通期の見通しを上方修正した。売上高は225億-228億ドル、一時的な項目を除いた1株利益は11.10-11.40ドルになるとの見通しを示した。4月時点の同社予想は売上高が222億-226億ドル、調整後1株利益が10.85-11.20ドルだった。
 
  アムジェンの株価は米東部時間午後6時24分(日本時間28日午前7時24分)現在の時間外取引で169.70ドルを付け、1%未満の下げとなった。

原題:Amgen Raises 2016 Forecast as Profit Beats Analyst Estimates (2)(抜粋)

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