米国株:総じて下落、FOMCは金利据え置き-決算や原油が材料

更新日時

27日の米国株は総じて下落。企業決算や原油安が大半の個別株の方向性を決める主な手掛かりとなった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を受け、投資家は利上げ時期を見極めようとしている。

  S&P500種株価指 数は前日比0.1%安の2166.58。ダウ工業株30種平均は1.58ドル下げて18472.17ドル。

  FOMCは声明で、「雇用の伸びは、5月は低調だったが6月は強かった。ならしてみると、雇用者数などの労働市場の指標は、労働力の活用がここ数カ月に一定の増加を見せていることを示している」と指摘。政策金利は据え置き、あらためて緩やかな利上げペースを表明した。

  ノースウエスタン・ミューチュアル・ウェルス・マネジメントの最高投資ストラテジスト、ブレント・シャット氏は「9月利上げの選択肢はいくらかあるものの、声明内容にあまり変化はなかった」と述べ、「だから相場もあまり変動しなかった。市場参加者は毎回の会合に何らかの変化があるということに慣れる必要があるだろう」と続けた。

  企業決算が株価を支えるとの楽観を背景にS&P500種は2月の安値から19%値を戻した。S&P500種採用企業の第2四半期決算は4.5%減益が予想されている。同指数は年初来で6.1%の上昇となっている。これは先進国の主要株価指数のなかでも上位に位置する。

  アップルは上昇。同社売上高の減少が予想ほどは悪くなかったことが手掛かりとなった。ボーイングは0.8%高。四半期決算は赤字だったが市場予想を上回った。ツイッターは14.5%下落。第3四半期売上高の見通しがアナリスト予想に届かなかった。コカ・コーラも決算が嫌気され安い。

  S&P500種セクター別10指数のうち4指数が上昇した。情報技術が特に値上がりした一方で生活必需品は売られた。

  ガーミンは11.6%高。約1年ぶりの高値水準で終えた。同社の決算内容はアナリスト予想を上回り、通期予想を引き上げたことが好感された。マクドナルドは1.8%安。前日の決算がこの日も売り材料となった。

原題:U.S. Stocks Remain Mixed as Fed Sees Diminished Economy Risks(抜粋)

(第5段落以降を追加します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE