米ボーイング:4-6月は手元現金が市場予想上回る-損益は赤字

ボーイングでは4-6月(第2四半期)、航空機の納入増加により手元現金が市場予想を上回った。一方で損益は、税引き後の会計上の費用21億ドル(約2220億円)が影響し、四半期として約7年ぶりに赤字となった。

  4-6月のフリーキャッシュフローは25億6000万ドルで、アナリスト予想を約5億ドル上回った。同社の27日の発表によれば損益は、発表済みの会計上の費用21億ドルを反映し、一部年金費用を除いたベースで1株当たり44セントの赤字となった。赤字額は、ブルームバーグがまとめたアナリスト12人の予想の平均(同94セント)を下回った。

  ボーイングは21日に、試験飛行に使われた787(ドリームライナー)2機を8億4700万ドル(税引き後ベース)で損失処理する予定だと発表。さらに747-8に関連した費用8億1400万ドルや空中給油機「KC46」の開発の遅れに関連した3億9300万ドルの計上も明らかにしていた。

  こうした費用は通期の利益を押し下げる見通しだが、それでもボーイングが発表した通期利益の見通しはアナリスト予想を上回った。ボーイングは通期の利益予想を1株当たり6.10ー6.30ドルに引き下げた。アナリスト予想の平均は同5.36ドルだった。

  同社は営業キャッシュフローについては約100億ドルとの見通しを据え置いた。      

原題:Boeing’s Cash Haul Eclipses First Quarterly Loss Since 2009 (1)(抜粋)

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