三菱自:7月の軽自動車受注は昨年比2倍近い-関係者も購入に協力

三菱自動車では燃費不正問題で生産・販売を一時停止していた軽自動車の販売が急回復しており、販売を再開した7月の受注が前年同月に比べ2倍近くになっている。

  燃費不正のあった軽自動車の「eKワゴン」と「eKスペース」について、池谷光司副社長は27日の決算会見で、7月の受注が前年同月に比べ2倍近いと話した。4月の販売停止以降、再開を待っていた顧客が多かったことや、社員や岡山県の水島製作所の関連業者が購入に協力してくれていることが背景にあるという。

  三菱自で燃費不正のあった軽自動車は4月20日の問題発覚以降、水島製作所で生産・販売を停止していたが、7月初旬から生産・販売を再開。池谷氏は、水島製作所で26日までの累計生産が約3900台になったとし、9月には月産1万台の予定と述べた。

  27日の決算資料によると、4-6月の純損益は1297億円の赤字となった。燃費不正問題による軽自動車の生産・販売停止などが影響した。燃費不正による顧客への補償や販社・部品メーカーへの支払いなどで1259億円を特別損失として計上。既に通期では1500億円の特損を計上予定と発表している。4ー6月の世界小売り販売は前年同期比16%減の22万1000台だった。今期の業績予想は据え置いた。

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