中国が資産運用商品の規定強化を検討、市場規模370兆円-関係者

  • 銀監会は中小銀行の理財商品事業への関与制限を提案と関係者
  • 規定草案に関して銀行側の意見を求めている-変更の可能性も

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は本土の資産運用商品市場に対する規定強化を提案している。事情に詳しい関係者が明らかにした。いわゆる「理財商品」の市場規模は3兆5000億ドル(約370兆円)に上り、政府はシャドーバンキング(影の銀行)に関連するリスクの抑制を図っている。

  非公開情報だとして関係者が匿名を条件に述べたところによれば、銀監会はマスマーケット(一般大衆市場)の投資家を守り、中小銀行の関与を制限するための規制の草案をまとめた。草案はまた、潜在的な損失を吸収するため銀行に十分な資本を確実に維持させることも狙っている。

  純資本が50億元(約790億円)未満、もしくは理財商品の経験が3年未満の銀行に対し制約が課せられ、投入した理財商品での収益については、国債や銀行預金などリスクが小さめの資産に投じることが義務付けられるという。

  関係者によると、資本基盤がもっとしっかりした大手行は包括的な資産運用事業が認められ、株式のほかに、融資債権などリスクが高めの「非標準資産」への投資が許される。規制案に関して銀行側の意見を求めており、変更される可能性もある。

  銀監会にファクスでコメントを求めたが、今のところ返答はない。中国紙の21世紀経済報道が27日、理財商品の規制強化案について先に報じていた。

原題:China Said to Weigh Tighter Rules on Wealth-Management Products(抜粋)

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