「人生はフェアでない」は理不尽-バークレイズ元行員が不当解雇訴え

  • チャットルームの不正行為を通報した後、解雇されたとアシュトン氏
  • アシュトン氏が非公開情報を共有し、規範無視したとバークレイズ

英銀バークレイズのトレーダーだったクリス・アシュトン氏は、外国為替市場の操作をめぐるスキャンダルのさなかに解雇されたが、その直前に当時の経営幹部から「人生はフェア(公平)ではない」と告げられたことを明らかにした。

  ロンドンの雇用審判所に不当解雇の訴えを起こしたアシュトン氏が26日に公開された証言で明らかにしたところによれば、この発言は2015年4月の懲戒委員会で当時のジャスティン・ブル最高執行責任者(COO)の口から飛び出した。為替操作スキャンダルを受けて策定されたルールを12年の行為に適用することはフェアではないと、アシュトン氏は主張している。

  アシュトン氏は「ジャスティン氏は身を乗り出して両腕を広げ、『人生はフェアではない』と述べたが、フェアではないどころか、全く理不尽でひどく侮辱的だと感じた」と証言した。同氏は為替操作の問題発覚に先立つ12年の段階で、電子チャットルームで横行していた不適切な行為を銀行に通報したが、その後スケープゴートとされ不当解雇されたと訴えている。

  バークレイズは、アシュトン氏が非公開情報を共有し、攻撃的な言葉遣いを用いるなど行動規範を故意に無視したと主張し、「この件で積極的に争う方針を確認する以外、継続中の訴訟に関わる問題にはコメントしない」と電子メールで回答した。

原題:Barclays Cartel Trader Told ‘Life Isn’t Fair’ Before Firing (2)(抜粋)

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