英BPのCEO、低金利で純債務増やす余地-既に4年ぶり高水準

  • BPの純債務、6月末までの1年間に25%増加し約3兆円超
  • 世界の大手石油会社、配当維持へ社債を発行-低金利で

金利が極めて低い水準にあるため、英BPは純債務を増やす余地がある。同社は配当を支払うため資金を借り入れており、純債務は既に4年ぶりの高水準に達している。

  BPのボブ・ダドリー最高経営責任者(CEO)は26日のインタビューで「現在はかなりの低金利だ。好機であり、純債務を若干増やせるかもしれない」と述べた。同社は純債務が6月末までの1年間に25%増え309億ドル(約3兆2800億円)に達したと発表した。

  欧州3位の石油会社であるBPは過去4四半期にわたって純債務を増やしており、このペースが続けば年末までに過去最高水準に達する可能性がある。

  原油価格が1バレル=50ドル割れし、支出とキャッシュフローが打撃を受ける中、米エクソンモービルや英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェル、米シェブロン、仏トタルなど世界の大手石油会社は今年、配当を維持するため数十億ドル相当に上る社債を発行している。債務が増えれば各社のバランスシートを圧迫するが、米国と欧州の中央銀行が指標金利を低水準で据え置いているため借り入れ条件は有利となっている。

原題:Cheap Money Gives BP CEO Dudley Scope to Pile on a Bit More Debt(抜粋)

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