ウニクレディトが最大5750億円の増資検討、ペカオ売却も-関係者

  • ネット銀行フィネコ売却や不良債権処理の加速を検討
  • 最終決定はまだ下しておらず、計画変更の可能性は残る

イタリアの銀行ウニクレディトは資本増強を目指し、最大50億ユーロ(約5750億円)の株主割当増資やポーランドの銀行2位バンク・ペカオの持ち分の完全売却を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  協議は部外秘だとして関係者が匿名を条件に語ったところによれば、ジャンピエール・ムスティエ最高経営責任者(CEO)は、ポーランドからの完全撤退やインターネット銀行フィネコバンクの売却などを含む措置を検討中。また、イタリアの不良債権ポートフォリオの大部分の売却も考えているという。最終決定はまだ下しておらず、計画変更の可能性は残ると関係者は話している。

  今月就任したムスティエCEO(55)は不良債権の山積や記録的低金利で悪化した収益性を向上させるとともに経費削減や資本バッファーの強化を目指しており、10-12月(第4四半期)に提示する新たなビジネスプランを策定している。同CEOは就任後最初の週に、バンク・ペカオの株式10%とフィネコ株10%を売却して10億ドル(約1050億円)強を調達した。

  ウニクレディトの広報担当者はコメントを控えた。  

原題:UniCredit Said to Mull Up to $5.5 Billion Stock Sale, Pekao Exit(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE