米国株:ほぼ変わらず、決算は強弱混在-市場の関心はFOMCに

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26日の米国株はほぼ変わらず。マクドナルドやキャタピラーなど強弱が混在した企業決算を手掛かりこの日はもみ合った。投資家は27日に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に注目している。

  朝方発表された6月の米新築一戸建て住宅販売は前月比で増加し、過去8年余りで最高水準となった。これを受けて市場では、FOMC会合後に発表される声明はよりタカ派的になるとの見方が広がった。

  S&P500種株価指数は前日比1ポイント未満上昇し2169.18。ダウ工業株30種平均は0.1%下げて18473.75ドル。

  ペン・ミューチュアル・アセット・マネジメントの最高投資責任者(CIO)、マーク・ヘッペンストール氏は「株式市場が近く大きく上昇するという感触はない」と述べ、「利益を押し上げる対策はほぼ出尽くした。これからは金融工学の駆使やコスト削減ではなく、企業利益によって相場が上昇する必要がある」と続けた。

  金利先物市場に50%を上回る確率で利上げが織り込まれるのは、早くても2017年3月以降。ここ最近の経済統計は市場予想を上回る内容だが、当局者は引き締めには慎重な姿勢を示している。

  企業決算が株価を支えるとの楽観から、S&P500種は2月の安値から19%値を戻した。アナリストの予想によれば、S&P500種採用企業の第2四半期決算は4.5%減益。同指数は年初来で6.1%の上昇。先進国の主要株価指数のなかでも上位に位置する。

  S&P500種のセクター別10指数のうち、この日は5指数が下げた。特に公益事業、電気通信サービスが売られた。ベライゾン・コミュニケーションズは1.9%安。同社は契約件数を増やしたが、増加幅はアナリストの予想を下回った。3Mは1.1%安。同社は2016年通期売上高の伸び率見通しを下方修正した。ドル高が重しとなっている。
  
  ダウ平均銘柄ではマクドナルドが4.5%安。既存店売上高の伸びがアナリスト予想を下回った。S&P500種の情報技術株は0.4%上昇。半導体メーカー、アナログ・デバイセズが上げ
をけん引した。同社は同業の米リニア・テクノロジーを約148億ドルで買収することで合意した。

  ネットフリックスも高い。オレンジ・インベスターがネットフリックス株60万株を購入したことが、ネットリックスの取締役で、テクノロジー・クロスオーバー・ベンチャーズの共同創業者であるジェイ・ホーグ氏の届け出で明らかになった。
  

原題:U.S. Stocks Fluctuate Amid Earnings as Fed Policy Meeting Starts(抜粋)

(第2段落を加え、第4四半期以降を追加します.)
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