欧州株:ほぼ変わらず、決算めぐり売り買い交錯-FOMCに注目

26日の欧州株式相場はほぼ変わらず。前日までの過去3営業日と同様に方向感に欠ける展開で、決算を材料に売り買いが交錯した。

  自動車部品メーカー、フランスのフォルシアは4.3%上昇。2016年通期の業績目標を引き上げたことが好感された。オーストリアの半導体メーカー、amsは12%高の急伸。四半期利益が予想を上回った同社は、7-9月(第3四半期)の増収を見込んだ。一方、銀行ストレステスト(健全性審査)の結果発表を29日に控え、ドイツのコメルツ銀行が4.5%下落。同行は財務の健全性を測る主要指標が4-6月(第2四半期)に低下したと明らかにした。英石油会社BPは1.3%値下がり。減益が売りを誘った。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.1%高の341.26で終了。同指数は0.6%下げた後、0.4%高まで上げる場面もあった。

  ランプ・アセット・マネジメント(デュッセルドルフ)で3億ユーロ相当の資産運用に携わるミヒャエル・ボイシュネック氏は「一部企業の決算からやや安心感を得た」と述べ、「経済の支柱である工業企業の好調な決算を手掛かりに、一時の下げから切り返した。米当局が国内経済は堅調だと示唆するとの期待も大きい」と語った。

  米経済の健全性と利上げ見通しの方向性について手掛かりを得るために、米金融当局が26、27両日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)が注目されている。

原題:Europe Stocks Little Changed Amid Faurecia, Commerzbank Results(抜粋)

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