フランスの教会で聖職者殺害、「イスラム国」が犯行声明

更新日時
  • 立てこもり犯は聖職者の首を切って殺害とフィガロ紙
  • 当局は対テロ捜査を開始、オランド大統領が現場から「結束」訴え

フランス・ノルマンディーの教会に人質を取って立てこもり同教会の聖職者を殺害した2人を、警察は射殺した。過激派組織「イスラム国」がこのテロ攻撃について犯行声明を出した。

  立てこもり事件は26日午前、警察による犯人殺害をもって終わった。フィガロ紙は警察関係者を引用し、聖職者は首を切られて死亡したと報じた。パリ検察の対テロチームが捜査に乗り出す。

  オランド大統領は現場からテレビを通じ、「治安部隊が非常に迅速に行動し、これ以上の犠牲を防いだ」と述べた。このところのテロの標的とされたのはフランスだけではないとし、「逆境がわれわれを結束させる」と語った。

  イスラム国系の通信社アマクは、「イスラム国の戦士」2人が教会での攻撃を実行したと発表した。2人は「十字軍連合に加担する諸国」を標的とせよとの呼び掛けに応えたとしている。過激派のソーシャルメディアを監視しているSITEインテリジェンス・グループが報告した。

  ニースのトラック暴走テロ以降、治安当局は警戒態勢を維持している。ドイツも難民による殺傷事件を受けて空港や駅などでの警戒を強めている。

  オランド大統領はフランスへの脅威は引き続き高水準だとし、「あらゆる手段」を駆使してイスラム国と戦わなければならないと強調した。

  初期の捜査によれば、立てこもり犯の1人は昨年シリアに渡航しようとして失敗しフランス情報当局にマークされていたもようだと、BFMテレビが報じた。

原題:Islamic State Claims Attack After Priest Murder in French Church(抜粋)

(犯行声明について追加します.)
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