カジノ界の大物がマカオ復活を楽観視-底打ったとの断定はまだ先か

米カジノ運営会社ラスベガス・サンズの創業者シェルドン・アデルソン氏は、観光客やギャンブルを楽しむ人々が不振にあえぐマカオのカジノ業界の回復を後押しするだろうと楽観視していると述べた。同社はマカオの一般市場向けカジノ収入が6月に2年ぶりの増加に転じたと発表した。

  同氏の発言を受け、マカオでカジノを展開する企業の株価は26日の香港株式市場で上昇。同社の中国部門サンズ・チャイナ(金沙中国)株は一時8.3%高と、取引時間中としては今年1月22日以来の大きな上げとなった。ウィン・マカオ(永利澳門)は一時11%高、ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(銀河娯楽集団)も大きく買われた。

マカオ

Photographer: Anthony Kwan/Bloomberg

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、マーガレット・ホアン氏は「もともとVIP顧客分野がかなり波があり循環的だという事実を踏まえると、マカオにとってこれが底だと断言するのは難しい」と指摘。「比較が容易な7-9月(第3四半期)後まで、業界の回復ははっきりしないかもしれない」と述べた。

原題:Casino Tycoon Adelson Sees Signs of Macau Gaming Turnaround (1)(抜粋)

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