崖っぷちのベネズエラ、5月の金準備は4カ月連続で減少

  • ベネズエラの金保有量、5月に5.9%減少:IMFデータ
  • 金準備は過去1年間で36%落ち込み、昨年2月以降ほぼ半減

ベネズエラの危機的状況が深刻化する中、同国の金準備が縮小している。

  国際通貨基金(IMF)のウェブサイトに掲載されたデータによると、ベネズエラの金準備は5月に624万オンスと4月の663万オンスから減少し、4カ月連続で落ち込んだ。過去1年間では36%減り、昨年2月と比較するとほぼ半減している。

  ベネズエラ経済は崖っぷちの状況にあり、生産は減少し消費者は世界で最も深刻なインフレを乗り切ろうとしている。同国政府は国民の生活に必要な輸入品の支払いと債務返済に向け現金の調達を目指している。

  米ゴールドマン・サックス・グループは、ベネズエラ政府が年内を通じ債務返済に向けて外貨準備を切り崩すことを選択する可能性があるとみている。ただ、同行はリポートで、ベネズエラ政府が債務返済を望んでいても「財政面での最後の審判を受ける瞬間を迎える可能性が大きくなり始めている」と指摘した。
  
原題:As Warnings Flash in Venezuela, Gold Holdings Sink Yet Again (1)(抜粋)

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