LME亜鉛、1年ぶり高値近辺-供給不足観測や中銀の景気支援表明で

25日のロンドン金属取引所(LME)の亜鉛相場は上昇し、約1年ぶり高値近辺で推移。供給不足観測が広がっているほか、各国の中央銀行が経済の安定を支援する方針を表明し、需要見通しが上向いた。

  中国人民銀行(中銀)の陳雨露副総裁は24日の北京での会合で、人民銀が通貨バスケットに対する元相場の安定維持に努力するだろうと発言。スイス国立銀行(中銀)のヨルダン総裁は、英国とユーロ圏の中銀の行動を引き続き注視しているとし、英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて必要になれば政策を調整すると語った。国際鉛亜鉛研究会(ILZSG)の先週の発表によると、5月の亜鉛市場は6万8700トンの供給不足だった。

  LMEの亜鉛相場(3カ月物)は前週末比0.2%高の1トン=2249ドルで終了。21日には2294.50ドルと2015年5月以来の高値を付けており、ここ8営業日では7日上昇している。

  LMEのニッケル相場は0.6%高の1トン=1万475ドル。銅とアルミニウムが下落した一方で、鉛とスズは上昇した。

原題:Zinc Gains as Supply Deficit, Central Bank Pledges Boost Outlook(抜粋)

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