米TI:7-9月利益・売上高見通し、一部予想上回る-株価上昇

更新日時
  • 7-9月純利益は1株当たり81-91セントと予想
  • 米株式市場の時間外取引で株価は一時6.4%高

アナログ半導体メーカー最大手、米テキサス・インスツルメンツ(TI)は25日、一部アナリスト予想を上回る7-9月(第3四半期)利益・売上高見通しを明らかにした。自動車・産業機械向け半導体の受注拡大が寄与する見込み。

  25日の発表資料によれば、同社は7-9月期の純利益を1株当たり81-91セント、売上高を33億4000万-36億2000万ドル(約3540億-3830億円)と予想。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均は1株利益が81セント、売上高が33億8000万ドルだった。

  4-6月(第2四半期)の純利益は7億7900万ドル(1株当たり76セント)と、前年同期の6億9600万ドル(同65セント)を上回った。売上高は前年同期比1.3%増の32億7000万ドル。アナリスト予想の平均は純利益が1株当たり73セント、売上高が32億ドルだった。

  決算発表後の米株式市場時間外取引で、同社株は一時6.4%高の70.44ドルを付けた。同株は今年、上場来高値を更新している。

  リッチ・テンプルトン最高経営責任者(CEO)の下で、TIは製品の種類と顧客数で業界トップレベルとなり、多くの半導体市場に手を広げた。この戦略は売り上げ急増には結びついていないものの、利益率は伸び、株主への現金還元は増えた。

  ケビン・マーチ最高財務責任者(CFO)は「自動車業界の大半のセクターは引き続き力強く、業界全体としても依然好調だ。産業機械向け需要はセクターの過半数が前年比で順調に伸びており、非常に幅広い。家電製品はスマートフォンを中心に前年比でかなり落ち込んだ。現在は成長が緩慢なマクロ環境にあり、今後も続くと予想する」と説明した。

  4-6月期売上高は1年ぶりに前年同期比プラスとなった。TIは1-3月(第1四半期)に単一の顧客への依存度を減らそうと努めたが、最大顧客の米アップル向けが総売上高の約10%を占めた。

原題:Texas Instruments Earnings, Forecasts Beat Views on Auto Demand(抜粋)

(5段落目以降に背景などを追加して更新します.)
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