欧州株:ストックス600、上げ幅縮小-原油安でエネルギー銘柄に売り

25日の欧州株式相場は小高い。指標のストックス欧州600指数は終日堅調に推移したものの、原油安でエネルギー銘柄が下げたことを受け、上げ幅を縮小した。

  ストックス600指数は前週末比0.2%高の340.93で引けた。ドイツのIfo経済研究所がまとめた7月の独企業景況感指数は予想ほど悪化しなかったことを受けて一時0.8%上昇し、英国の欧州連合(EU)離脱選択以降の下げ幅は1%未満まで縮まった。この日の出来高は30日平均を約42%下回るなど、最近の相場動向は不安定となっている。

  石油・ガス銘柄は2.1%安と7月6日以降で最もきつい値下がり。ストックス600指数を0.2%安まで押し下げる場面もあった。

  ノッツ・ストゥッキ(ジュネーブ)のファンドマネジャー、ピエール・ムートン氏は、「朝方の相場上昇には多少驚いた」と発言。29日に「欧州銀行のストレステストの結果発表を控えており、銀行システムの健全性をめぐる懸念をやや強める可能性がある」と付け加えた。

  ドイツのDAX指数は0.5%上昇と、西欧の主要株価指数の中で値上がり幅が最も大きかった。イタリアとギリシャの株価指数の下げが目立った。英FTSE100指数は0.3%値下がり。

  個別銘柄では、イタリアのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナが8.4%下落。同行はストレステストで、資本に「リスクあり」の判定を受けるとの報道が嫌気された。デンマークの宝飾メーカー、パンドラは4.7%安。フランス・オランダ系航空会社エールフランス・KLMグループは2.3%下げた。同銘柄の投資判断をソシエテ・ジェネラルが「売り」に指定した。

  英ブックメーカーのウィリアム・ヒルは4.9%上昇。888ホールディングスとランク・グループが共同で買収案を提示することを検討していると明らかにした。スウェーデンの無線通信機器メーカー、エリクソンは1.5%上げた。同社のベストベリ最高経営責任者(CEO)が即時退任した。

原題:Europe Stock Rebound Stalls for Third Day as Energy Shares Fall(抜粋)

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