欧州債:ドイツ2年債、8月以降最長の下げ-景況感が予想ほど悪化せず

25日の欧州債市場ではドイツ2年債が昨年8月以降で最長の下げに見舞われた。この日発表された経済指標は、同国経済が英国の欧州連合(EU)離脱選択に伴う影響を克服しつつある可能性を示した。

  2年債利回りは、英国のEU離脱が決定した6月24日以来の高水準を付けた。10年債も一時下げた。Ifo経済研究所がまとめた7月の独企業景況感指数は予想ほど悪化しなかったことが背景にある。

  DZバンク(フランクフルト)の債券ストラテジスト、ビルギット・フィゲ氏は「誰もが英EU離脱に伴う市場への影響はもっと深刻かと考えていたが、見方を変えつつあるようだ」と発言。「市場センチメントは前向きだが、英EU離脱をめぐる懸念が不透明感につながっている。今年後半の成長が抑制される可能性がある」と語った。

  ロンドン時間午後4時21分現在、ドイツ2年債利回りは前週末比ほぼ変わらずのマイナス0.61%。一時はマイナス0.60%を付けた。同国債(ゼロクーポン、2018年6月償還)価格は101.159。同国債は22日まで2015年8月31日以来の7日続落を記録した。

  10年物利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下のマイナス0.04%。一時はマイナス0.01%まで上昇した。DZバンクのフィゲ氏によれば、戻り一杯となるまで目先に5-10bp上昇する可能性がある。

原題:Germany’s Notes Hold Onto Decline as Confidence Beats Estimates(抜粋)

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