シンガポール通貨庁長官:資金洗浄対策を強化へ-1MDBで評判に傷

シンガポール通貨庁(MAS、中央銀行に相当)の メノン長官は25日、マレーシア政府の投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)に絡み市中銀行のマネーロンダリング(資金洗浄)対策で不備があったことで評判が損なわれたとして、対策を強化していく方針を示した。

  同長官は記者会見で、MASが1MDB関連の資金動向を1年3カ月余り調査した結果突き止めた市中銀行における不備は「受け入れることができない」と言明。シンガポールの評判が「傷ついた」と指摘した上で、「われわれが自ら定めた高い基準を満たせなかった」と述べた。

  MASは21日の声明で、1MDBに関連する取引をめぐり、UBSのシンガポール支店とシンガポールのDBSグループ・ホールディングス、英スタンダードチャータードのシンガポール部門、ファルコン・プライベート・バンクの4行にマネーロンダリング対策で不備があったと発表。MASは依然としてこの4行以外の特定の金融機関を調査していると説明したが、社名は明らかにせず、2015年3月に始まった調査を継続する中で詳細を明らかにする方針を示した。

原題:Singapore Regulator Vows Action After Reputation Dented by 1MDB(抜粋)

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