フランスのワイン生産高が減少か-シャンパーニュ地方など霜被害で

  • ロワール川流域などのブドウ畑、春季に霜とひょうの被害受ける
  • ワインはフランス最大の農産物輸出品:税関当局データ

フランスのワイン生産高が3年ぶりの低水準に落ち込む可能性があるとの見方を、同国政府が示した。春季の霜とひょうの影響でシャンパーニュ地方やブルゴーニュ地方、ロワール川流域のブドウに被害が出たためと説明している。

  仏農業省が22日にオンラインで発表した見通しによれば、ワイン生産高は7.9%減少し4410万ヘクトリットル(59億本相当)となる見込み。シャンパーニュ地方の生産高は27%減の165万ヘクトリットルとなる可能性があるという。仏農業省関連団体フランス・アグリメールのデータによると、数種類のブドウをブレンドした日常消費用のジェネリックワインを含む同地方の総生産高は32%減少し2003年以来の低水準となる見込みだ。

  同省は「推計生産高の前年比での減少は、主に春季に一部のブドウ栽培地で霜が降りた結果だ。シャラント地方とブルゴーニュ・ボジョレー地方でのひょうに絡んだ被害も生産高の減少につながりそうだ」と説明した。

  仏税関当局のデータによれば、フランスの昨年のワイン輸出額は82億7000万ユーロ(約9700億円)と、同国最大の農産物輸出品。

原題:France Wine Output Drops as Hail, Frost Hit Champagne, Burgundy(抜粋)

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