原油の強気派、製油所の定期修理による需要急減を懸念-買い越し減少

  • 米国では、夏季休暇が終了する8月と9月にガソリン需要が落ち込む
  • 資産運用会社の売りポジションはここ1年で最大の増加示す

原油市場の強気派は注意する必要がある。米国の原油生産は減少し在庫が取り崩されているが、需要は大幅に落ち込む可能性がある。

  米国では例年、夏季休暇が終了する8月と9月にガソリン需要が落ち込むため、製油所はこの時期に定期修理を実施する。過去5年間、製油所の原油需要は7-10月に日量平均120万バレル減少している。

  ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ(マサチューセッツ州)のマイケル・リンチ社長は「市場関係者は需要の落ち込みを見越して懸念している。原油価格が40ドルに下落するとの見方が広がり、その結果、売り持ちとなる人が増えている」と指摘した。

  米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、資産運用会社の売りポジションは19日終了週にここ1年で最大の増加を示し、これによって買越残高は3月以来の低水準に落ち込んだ。ヘッジファンドによるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の先物とオプションの買越残高は2万3665枚減少し15万6804枚。
  
原題:Oil Bulls Headed Over Demand Cliff as Refinery Shutdowns Loom(抜粋)

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