ブルームバーグ氏:クリントン前国務長官支持へ-民主党全国大会で

  • 大会3日目の27日、ゴールデンタイムに演説して正式に表明の予定
  • ブルームバーグ氏は3月、トランプ氏を資するリスクを挙げ出馬断念

米ペンシルベニア州フィラデルフィアで25-28日に開かれる民主党全国大会で、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏は3日目に当たる27日のゴールデンタイムに演説し、11月の大統領選の同党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官への支持を表明する。大会での指名受託に備えるクリントン氏にとって時宜を得た目玉のイベントとなりそうだ。

  2008年の大統領選でクリントン氏の広報担当者を務め、現在はブルームバーグ氏の顧問であるハワード・ウルフソン氏は、「米国の指導的な独立派および現実的な財界首脳として、ブルームバーグ氏はこれまで民主・共和両党の候補者を支持してきた」と指摘。その上で、「ブルームバーグ氏はフィラデルフィアで今週、今年の選挙での明確な選択肢はヒラリー・クリントン氏であると強く訴えることになる」と話した。

  ブルームバーグ氏(74)は、共和党大統領候補で不動産王のドナルド・トランプ氏に批判的で、今年早い段階では独立系候補として大統領選に出馬するかどうか検討した経緯がある。ブルームバーグ氏によるクリントン氏支持は無党派層やトランプ氏に好感を持てない共和党支持者の間で共感を呼ぶ可能性もある。

  ブルームバーグ氏は3月7日、「ブルームバーグ・ビュー」の論説で、自身が立候補すればトランプ氏ないし、同氏と当時、候補指名争いを繰り広げていたテッド・クルーズ上院議員の当選につながるリスクがあるとして、出馬断念の理由を説明していた。

  トランプ氏の陣営からは24日時点で反応はない。

  ブルームバーグ氏はブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーの創業者で、過半数の株式を保有している。

  ブルームバーグ氏が民主党全国大会でクリントン氏に支持を表明するとのニュースは米紙ニューヨーク・タイムズが先に報じていた。

原題:Michael Bloomberg to Endorse Clinton at Democratic Convention(抜粋)

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